【伊賀】【名張】今日は何の日?タコの日うどんの日!空から毒気が降って来る!? 7月2日は「半夏生」各地で雑節行事!

本日、7月2日は「半夏生」です。
伊賀、名張でも、沢山並んでましたね「タコ」!

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半夏生に「タコ」を食べる習慣は全国区ではないそうです(+o+)

と、いうことで調べてみました。

 

そもそも半夏生って何?

★半夏生とは。。。

7月2日頃(2015年は7月2日)
夏至から数えて11日目頃の梅雨の

末期で、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える多湿で不順な頃とされています。農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんなに気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣がありました。
地方によっては、ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業をしないようにという戒めになっているようです。

半夏生までに田植えを済ませた農家では、この日の天候で稲作のできを占います。

半夏生は、この植物にちなんで名付けられたとされています。
※ 烏柄杓(カラスビシャク)は毒草ですが、生薬としても用いられています。

半夏生の頃には、天から毒気が降るとか、地面が陰毒を含んで毒草が生えるなどという言い伝えがあり、この時季に筍・わらびなどを食べることや種を撒くことを忌む風習があったそうです。井戸にも蓋をしたそうですよ。

日本の行事・暦より抜粋

 

半夏生に「タコ」を食べるのは主に関西地方なんだそうです。

この風習にはちゃんとした意味があるそうです。

ひとつめは。。。

稲の根がタコの足のように四方八方にしっかりと根付きますように、稲穂がタコの足(吸盤)のように立派に実りますように。といった、田植えを終えられた農家の方々の豊作への願い

もうひとつは。。。

これから来る夏に備え、体に栄養を取り込む意味。
「タコ」に含まれるタウリンは疲労回復や肝機能の強化をしてくれます。

 

他の地域は?

うどん県でお馴染みの香川県では、「うどん」を食べるそうです。
田植えが終わり、その労を労うためにうどんを打って食べるのだそうです。

福井県では、串に刺した「鯖」を焼いたものを食べるそうです。

関西なのに、奈良県では、きな粉をまぶした「半夏生餅」というのを食べるそうですよ!

と。。。いうことは、「タコ」を食べる伊賀・名張
一時期流行った『伊賀は関西』であってるんでしょうか?(笑)

 

伊賀市諏訪地区では「田の虫送り」という伝統行事も行われているそうです。

虫送りは日本の伝統行事のひとつであり、農作物の害虫を駆除し、その年の豊作を祈願する目的で行われます。
諏訪神社では昭和の初期まで続いていたものの、その後影をひそめ、平成4年に復活したそうです。

田の虫送りの様子・・・

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たいまつに火を灯し諏訪の田んぼを歩いていきます。

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諏訪住民自治会より

 

節目節目に行われる風習・・・ちゃんと意味のあるものばかりなんですね。
次の世代に伝えていけるよう、これからもその都度、調べてUPしていきたいと思います。
(ゆーたん)

 

 

2015/07/02 23:41 2015/07/03 00:01
ゆーたん

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