【名張】名張消防署では、名張市立病院と連携して救急ワークステーションの試行運用を開始します。
名張消防署では、名張市立病院と連携して救急ワークステーションの試行運用を開始するそうです。
救急隊員があらかじめ定める日時に救急車で名張市立病院に出向き、医師、看護師等の指導のもと、
処置の補助などの病院実習を行うもので、実習中、救急出動の要請があれば、病院から出動するとのことです。
★名張救急ワークステーションの試行運用について★
1.効果
救急隊員が病院内において、継続的に、医師、看護師等から教育を受けることにより、
傷病者に対する初期の治療だけでなく、その後の経過を含めた総合的な実習を行うもので、
救急隊員の処置技術が向上し、レベルの高い救急サービスを市民に提供でき、救命率の向上につなげます。
2.運用
試行開始日
平成28年11月10日(木曜日)
試行実施曜日・時間
平日の毎週木曜日 13時00分 ~ 17時00分
・平成29年1月からは、実施時間を9時00分から17時00分とします。
・試行期間は、本年度内を目途とし、実習内容や派遣体制等について検証を行い、
平成29年4月からは、週2回(水、木)の本格運用を予定しています。
3.場所
名張市百合が丘西1番町178番地 名張市立病院
派遣体制
- 出向車両は、名張消防署に配置する2台の救急車のうち1台とします。
- 出向する救急隊は3名とし、救急救命士及び救急隊員で構成します。
- 出動する区域は、主に名張消防署管轄区域内の直近の事案に出動します。
実習内容
救急隊員が病院内の救急処置室や、医師等が同乗する場合は救急車内等において、
次のことについて指導を受け、傷病者に対する処置技術の習得、向上を目指します。
- 安全・清潔管理
- バイタルサイン等の観察要領及び酸素投与処置等の基礎実習
- 心肺蘇生や静脈路確保(点滴)、アドレナリン、低血糖患者へのブドウ糖溶液投与等、 救急救命士再教育ガイドライン病院実習に沿った処置
- 各検査の介助及びその他医療行為の介助等
- 高度シミュレーター人形を活用したシミュレーション訓練
- 救急活動の症例検討
と、なっています。
なかなか日常で、目にする機会はないかと思いますが、救急隊員の方は病院到着まで、精一杯の対応をして下さいます。
他府県、伊賀市、名張市と何度も救急車にはお世話になってますが。。。名張の救急隊員さん、同乗した家族と本人の様子よくみていて、細かい配慮をしてくれるんですよね(*^^*)
こうやって、また救える命が増えていくんですね。
お世話になるのは好ましくはないのですが、次、お会いする時に期待してしまいます( *´艸`)
隊員の皆様、頑張ってくださいね!
(ゆーたん)