【伊賀】ユネスコ無形文化遺産登録記念!特別企画展『上野天神祭のダンジリ行事』開催
*伊賀市より
伊賀市によりますと。。。
上野天神祭のダンジリ行事」のユネスコ無形文化遺産登録を記念して、上野天神祭のダンジリ行事に関わる13町の各町で大切に保管されている貴重な道具や懸装品等の一部を展示します。
とのことです。
【期間】
平成28年12月1日(木)~平成29年1月29日(日)
※月曜日と12月29日~1月3日は休館です
【場所】
上野歴史民俗資料館2階展示室(伊賀市上野丸之内116-2)
【時間】
午前9時~午後4時30分
※入館無料
?「上野天神祭のダンジリ行事」とは?
「上野天神祭のダンジリ行事」は、上野天神宮の秋祭りとして、毎年10月23・24・25日に行われます。
祭りの起源は明確にわかりませんが、万治3年(1660)に再興を見たとの記録があり、それ以前から何らかの祭礼があったことをうかがわせます。
当時は鬼行列はなく、元禄3年(1690)頃に役行者の行列が、寛政10年(1798)頃に鎮西八郎為朝の行列が始まりました。
文化・文政年間(1804-1829)や弘化年間(1844-1847)の箱書きが楼車の蔵から多数確認でき、また天保11 年(1840)の版画には現在とほぼ同様の形態が見られることから、少なくともこの時代に現代に繋がる行列の様態は確立したと考えられるます。
この行事は、神輿の渡御を中心とする祭りに仮装の行列(練物)や作り物が加わり、鬼行列や印、楼車でにぎわいます。印は神の依代と考えられるもので、それを囃す楼車と鬼行列と呼ばれる仮装行列が続く、類例の少ない貴重な行事です。
あまり触れる機会のない祭りの歴史や文化に改めてふれてみるのはいかがでしょうか?
土日開催提案など、まだまだ話題は続きそうですね(*^^*)
(ゆーたん)