【伊賀市・名張市】初詣で頂いた破魔矢ってどうする?正しく祀って御利益を!
2023年のお正月は初詣に出かけられるご予定の方も多いのではないでしょうか?
初詣といえば破魔矢。
初詣で頂ける破魔矢、持ち帰った後どうしてますか?
せっかく頂いたのですから、きちんとお祀りして御利益頂きましょう!
破魔矢とは?
お正月の縁起物として神社や寺院で授与される矢のことです。
正月に行われていた弓の技を試す「射礼」という行事に使われた弓矢に由来するとされています。
元々「ハマ」は競技に用いられる的のことを指し、これを射る矢を「はま矢(浜矢)」と呼んだそうです。
「はま」が「破魔」に通じるとして、正月に男児のいる家に弓矢を組み合わせた玩具を贈る風習が生まれ、後に、一年の好運を射止める縁起物として初詣で授与されるようになったそうです。
飾り方としては、本来はその時々の凶方向や逢魔の方角に先を向けて配置するのが正式だそうです。
通常言われている凶方向や神社などでの指示に従って飾っても、心の中で邪気に向けて破魔矢を射るとの意味合いで飾っても、効力を発揮すると言われてます。
さて、持ち帰ったら何処へ?
基本的に、破魔矢を飾る時に難しい決まり事はなく、神棚や床の間があれば、そこにお祀りするだけで大丈夫だそうです。
神社によって、〇〇の方角などと書かれているところもあるようです。
神棚・床の間どっちもない!という場合は、神様を見下ろすことがないように、大人の目線よりも高い場所へ飾るといいようです。
どうしても方角が気になる場合は、その年の凶方、もしくは鬼門(東北東)に矢じり(羽根のついていないほう)を向けるといいそうです。
これで一年厄から守って頂けますね。
せっかく頂いた御利益、大切にして下さいね。