【名張】名張でも「セアカゴケグモ」生息の通報が!!!絶対に素手で触らないで!!!
名張でもあの「セアカゴケグモ」の生息が報告されたそうです!
生息の通報に伴い、名張市役所より注意喚起の回覧があったそうです。
大変危険な毒グモですので、こちらに写真と対処法をご紹介しますので、発見した場合の対処に、日頃の注意に、お役立て下さい。
★セアカゴケグモ★
●黒い体に赤い模様を持つのがメスの成体で体長7~10ミリ。
●白っぽいのはオスで、体長は4~5ミリ。
人に向かうことはありませんが、触ると噛むことがあります。
メスに噛まれると患部が腫れて痛み、毒が全身に回った場合には発汗や吐き気、頭痛などの症状が出ることがあります。
オーストラリアで1950年代に抗毒血清ができてからは、死亡例はありません。
★セアカゴケグモの卵★
セアカゴケグモの卵は極めて小さいもので、「卵のう」という袋に納められています。
ひとつの「卵のう」には100匹分前後の卵が入っており、1匹が1回で3~5個の「卵のう」を産みます。
写真は溝の蓋に産み付けられていたもので、4個の「卵のう」が確認できます。
★主な生息場所★
屋外ブロック・プランター・庭石や墓石の隙間やくぼみ・排水溝の側面・グレーチングの裏・マンホールの裏・サンダル(外履き)の中など
★対処方法★
素手では絶対に触らないでください!!!
★セアカゴケグモをみつけたら。。。
◎素手で触らないでください。
保護者の方は子供が触らないよう、気を付けて下さい。
いつも外に置いてあるサンダルなどを履くときは、クモがいないかを確認して下さい。
◎駆除して下さい。
素手で触らず、市販の殺虫剤(ゴキブリ駆除用のピレスロイド系)などで駆除するか、または、靴などで踏みつぶして下さい。
◎クモが巣を作れない環境にしましょう。
家の周りを整理整頓、掃除することで、クモがすめないようにしましょう。
★セアカゴケグモの卵のうをみつけたら。。。
◎靴などで踏みつぶす。
◎殺虫剤(ゴキブリ駆除用のピレスロイド系)を噴射する。
などをして、孵化しないようにしてください。
なお、成体(メス)が近くにいることがありますので、素手で触ることは避け、軍手などの厚手の手袋をつけて駆除して下さい。
★もし、噛まれたら。。。
◎患部をよく水で洗って下さい。
◎最寄りの医療機関で受診して下さい。その時に可能であれば、噛んだクモを持って行って下さい。治療の手助けとなります。
★セアカゴケグモの巣について。。。
セアカゴケグモの巣は、一般的にみられるクモの巣とは形状が異なり、特徴としては次のようなものがあります。
◎溝蓋の裏など、暗所に作る。
◎枯葉や小枝を集めて小さな塊とする。
◎多い時には10個以上の「卵のう」が合わせて産み付けられている。
セアカゴケグモは強い毒性をもってはいますが、突かれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性もなくおとなしいクモなんだそうです。
素手で触らない限りは噛まれることはまずないそうです。
見つけたときは、慌てず対処して下さいね(*^^*)
(ゆーたん)