【名張】大きくなったかな?郷土資料館にて「オオサンショウウオの身体測定」が行われます
郷土資料館にて「オオサンショウウオの身体測定」が行われるそうです。
★オオサンショウウオって・・・?
日本固有のオオサンショウウオは、1952年に特別天然記念物に指定されている世界最大の両生類で、
その大きさは最大で150cmにまで成長し、正確な寿命はわかっていませんが、100年程度生きるのでは
ないかと推測されています。
3000万年前からその姿を大きく変えずに生きてきた「生きた化石」とも呼ばれるオオサンショウウオですが、
環境省レッドリスト、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストには絶滅危惧種として記載され、近年では
開発や、かつて食用として輸入されたチュウゴクオオサンショウウオとの競合などで個体数は減少の一途をたどっています。
★名張市郷土資料館のオオサンショウウオ
名張市郷土資料館では、日本固有のオオサンショウウオを保護するため、チュウゴクオオサンショウウオとの
交雑種120匹(平成28年7月現在)を敷地内のプールで飼育し、来館者の方に見学していただいたり、
専門家の研究などにも役立てています。
また、夏休み期間中などには見学、観察だけではなく小中学生にエサやり体験をしてもらうなど体験学習でも活用したり、
阿清水川(安部田地内)で見つかったオオサンショウウオの幼生(生後8ヶ月~1年半程度)を見学してもらうこともできます。
プールで飼育している様子。。。
見学者の様子.。。。
★郷土資料館「オオサンショウウオの身体測定」★
日時
平成28年9月20日(火曜日)
10:00~12:00(予定)
見学無料、申し込みは不要です。
※天候等により予告なく日時を変更する場合があります。
※本来は前日(19日・月・敬老の日)の開館に伴う休館日ですが、臨時開館いたします。
場所
名張市郷土資料館 飼育プール
内容
名張市郷土資料館では、現在120匹の交雑種のオオサンショウウオを飼育していますが、
餌の食い付きや健康状態を確認するため、年に1~2回の身体測定を実施しています。
プールの水を抜き、1匹1匹の全長と重さを測定していきますので、
オオサンショウウオを非常に観察しやすくなっています。
外来種が増えてしまったり、なにかと話題になるオオサンショウウオ。
個々をゆっくり観察できることなかなかないですよ?
この機会に天然記念物に会ってみてください。
*画像・詳細は名張市より
(ゆーたん)