【伊賀市】「上野市駅舎」などが「国登録有形文化財」に登録されたのを記念し、『記念入場券セット』および『記念乗車券付ペーパークラフトセット』が発売されます。
伊賀鉄道から、「上野市駅舎」「桑町跨線橋」「小田第二暗渠」「小田拱橋」の4箇所の建造物が、今年(2021年)の2月4日に国登録有形文化財に登録されたのを記念し、『記念入場券セット』および『記念乗車券付ペーパークラフトセット』が発売されます。
記念グッズ内容
国登録有形文化財登録記念入場券セット
登録された建造物やその最寄り駅の硬券タイプ入場券3枚を特製台紙にセットしました。ただし、小田第二暗渠の最寄り駅「鍵屋辻駅」は現存しませんので、入場券風にデザインしたものを台紙に直接印刷しています。
※入場券や台紙のデザインは別紙をご参照ください。
発売セット数 300セット
発売額 600円(税込)
国登録有形文化財登録記念乗車券付ペーパークラフトセット
登録された建造物のうち「上野市駅舎」「桑町跨線橋」「小拱橋」のペーパークラフトを発売します。
ペーパークラフトは下記の2種類を1枚ずつセットし、それぞれに大人用の記念乗車券が付いています。なお、ばら売りはいたしません。
※デザインは別紙をご参照ください。
・上野市(忍者市)駅舎ペーパークラフト(大人300円区間乗車券付)
・桑町跨線橋&小田拱橋ペーパークラフト(大人200円区間乗車券付)
発売セット数 300セット
発売額 500円(税込)
発売日と発売箇所
発売期間 2021年3月31日(水)から当分の間
発売箇所 忍者市(上野市)駅および当社通信販売
※通信販売は、2021年4月14日(水)午前7時からでおひとり様1件各2セットまでとさせていただきます。なお、通信販売開始までに売り切れた場合、通信販売は行いませんのでご了承ください。その場合は当社ホームページでお知らせします。
「国登録有形文化財」の指定を受ける建造物の概要(参考)
上野市駅舎(うえのしえきしゃ)
※伊賀上野駅起点から3K890M
開業から約1年遅れた1917(大正6)年9月に完成した、木造3階建てのモダンな三角形の屋根が特徴の駅舎です。昭和・平成時代に外壁や屋根が改修されましたが、当時の特徴はほとんど変わっていません。
2019(平成31)年2月22日、「忍者市駅」の愛称名が付けられ、さらに翌年、外観を昭和50年代頃の塗装に復刻しました。
桑町跨線橋(くわまちこせんきょう)
※茅町駅~桑町駅間 伊賀上野駅起点から5K550M
竣工は1922(大正11)年で、同年に伊賀線が全線開通しました。
構造は煉瓦を組み合わせたアーチ型で、上部の道路欄干には十字形にえぐり貫いた開口があり、アクセントになっています。
小田第二暗渠(おただいにあんきょ)
※新居駅~西大手駅間 伊賀上野駅起点から2K801M
1916(大正5)年から存在する、鉄道敷を潜る部分に狭い道路があります。
かつてこの付近に、「鍵屋辻(かぎやのつじ)」という駅が存在しましたが1969(昭和44)年に廃止となりました。
小田拱橋(おたこうきょう)
※新居駅~西大手駅間 伊賀上野駅起点から2K953M
小田第二暗渠と同時期から存在する石造および煉瓦造の拱橋で、橋の上は土盛りをして線路を敷設しています。トンネルは自動車が1台分通れる程度です。
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★上野市駅