【伊賀市】2023（令和5）年2月から下水道使用料が改定されます。

2022（令和4）年6月に開催された令和4年第3回伊賀市議会定例会において、伊賀市下水道条例など関係条例の一部改正案が可決され、2023（令和5）年2月以降の使用分に係る下水道使用料の改定が決定しました。

下水道事業は、清潔で快適な暮らしや良好な水環境を保つため、皆さまの下水道使用料や税金で運営されています。

下水道にかかる経費（施設の維持管理費など）は、下水道を使用した人が下水道使用料を支払うことで賄うべきものとされており、伊賀市では下水道事業の安定した運営を実現することをめざし、下水道使用料の見直しを検討してきたそうです。

新しい下水道使用料について

下水道処理区ごとに異なっていた公共下水道・農業集落排水の使用料と合併浄化槽の使用料が統一され、新しい使用料は、基本使用料と従量使用料（水道や井戸水等の使用水量から算出）を合計した額になるそうです。

【下水道使用料の計算方法】

下水道使用料　＝　基本使用料　＋　水道・井戸水等の使用水量に応じた従量使用料

※使用料の金額に1円未満が生じたときは、切り捨て計算となるそうです。

令和5年2月1日からの下水道使用料について、詳しくは伊賀市ホームページでご確認下さい。

使用料の急激な変動を緩和します

皆さまの生活への影響を考慮し、使用料改定により生じる使用料の値上げなどに対し、令和5年2月から令和10年3月までの間、改定前と改定後の差額分に対し段階的に75％～25％の軽減（調整）率を乗じた額を使用料から軽減（調整）をすることで、使用料の急激な値上げなどを緩和するとのことです。

下水道は生活に不可欠なもののひとつですので、値上げは厳しいですが、維持していくため、仕方がないですね。